初めてだらけ。
合奏のプログラムは初めて。
楽譜みるの初めてだったり、
楽器さわるの初めてだったり、
苦手な気持ちに初めてのチャレンジだったり。
初めてだらけで、
楽しかったかどうか不安だったけど、
一晩たって
ものすごく楽しかった。
演奏が頭を流れてる。
打楽器の安定感。
迷子になってもリズムを刻み続けてくれる。
だから戻っていける。
初チャレンジのピアノ。
ここまで弾けるとは。ほんとにすごい。
とてもスマートにこなしてくれた木琴は
曲に花を添えてくれる。
主旋律のピアノがなめらかに丁寧に
みんなを受け止めてくれる。
それぞれがそれぞれの役割を夢中でこなして
その役割に意味があるなんて思いもせず。
でも合わせたとき、
どれも欠かすことができない。
合わせて奏でて初めて曲になる。
合奏ってそういうことなんだ。
『欠かせない』を受け取るのも大変だけど、
一緒に曲を奏でる
その時間を通じて、楽器を通じて、
少しだけ、いつか、感じられるといいな。